最近読んだ本 228冊目「ロード&ゴー」

ロード&ゴー

ロード&ゴー



出動帰りに偶然見つけた急病者を乗せた救急車が急病者と思われた男にジャックされた。男は爆弾を見せて脅すと同時に救急隊の一人を人質に取る。しかし、その男もまた家族をある男に人質に取られ脅されていたのだった。真犯人から救急隊に出された要求は時間内に指示する都内の病院へ辿り着くこと。犯人は次から次へと向かう病院を指示するが時が経つにつれ事件は意外な方向へ進むことに・・・・・・。



パニック小説ということでもないですが、ちょっと不謹慎かもしれませんけどハラハラドキドキ感を味わえる作品でした。読んでる途中になんとなく犯人の真の目的は予測できてきます。予測できるだけのことを書いてくれてますからね。ラストの消防隊の団結はちょっとリアリティに欠けるとはいえ興奮しました。
救急隊の話は以前も読んだことがあったのですが、それとなんとなく似た雰囲気だなぁと感じてたら作者さんが同じ方でした。(最近読んだ本 120冊目「埋み火」@2011/2/6参照)
詳しくは覚えてないですが、「埋み火」の主人公・雄大もチラッと登場します。こちらはスピンオフ的な作品みたいですね。登場人物の一人救急車の運転手生田は「埋み火」にも登場してたようなしてなかったようなw
「埋み火」は消防、「ロード&ゴー」は救命救急、それぞれ法的な縛りを受ける組織と救われる側の民間人の双方がそれぞれ問題を抱えていると提示しています。急病者の受け入れ病院が決まらずたらいまわしにされるというような出来事は、たまにニュースでも取り上げられたりしますし、真犯人の動機などを含め考えさせられるところがありました。
まぁ、私一人が考えたところで何がどうなるわけでもないでしょうが(´・ω・`)


ちなみにこの作者さん日明恩(たちもりめぐみ)さんとお読みするようで。ずっと「ひあがりおん」さんだと思ってました(ノ∀`)