最近読んだ本 215冊目「サラマンダーの夜」

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歓楽街で発生した死者16人重軽傷者3人を出した火災を追ううちに、日中マフィアの抗争、保険金詐欺、警察と風俗業との癒着などいろいろな思惑が隠されていたことが判明していくという話。
保険金をめぐる人間の欲深さや警察の腐敗具合など、かなりドロドロというか生臭いところが描かれていた作品だなぁと感じました。その反面ミステリー的にはいまひとつでした。真相を追う2人の刑事や女性新聞記者は好感が持てましたけどね。もうちょっとこう火災の遠因に警察の腐敗が関係しているあたりを掘り下げて、真相を追う刑事が仲間の告発と正義との葛藤に悩む、みたいなところもみたかったかなと。
ただあまり細かく描写するとそれはそれで読後に胸くそ悪くなったりもしますので、そのあたりは程度が難しんですけどね(^ω^;)