最近読んだ本 185冊目「所轄魂」

所轄魂

所轄魂



妻の死を機に本庁の捜査一課から所轄に移った葛木。管内で起こった殺人事件の捜査に加わるのだが、捜査本部の管理官とし着任してきたのは一人息子の俊史だった。さらにチョウバ壊しとして有名な鬼係長山岡も派遣されてくる。捜査一課の山岡と葛木親子率いる所轄。捜査方針で対立しながらも事件解決に奔走するが・・・・


本庁の山岡のやり方は刑事ものの作品ではありがちな反吐が出るものです。若いキャリアの俊史を見下している感じも強いですしね。ただ初めての帳場に臨む息子の俊史を、立場をわきまえながらも支える葛木や葛木の上司たち所轄の人間が好感もてました。これもまたありがちな構図ですが。
事件の真犯人は予想ができやすいものだったので、推理ものというより捜査中における人間の心情を描きたかったんじゃないかなぁと。イメージ的には踊る大捜査線のような感じかな?w