最近読んだ本 179冊目「交渉人・籠城」

交渉人・籠城

交渉人・籠城




幼い娘を少年に惨殺された男が、自らが経営する喫茶店に客を人質にして立て籠もった。男は娘を殺害した少年がわずか3年で少年院を出院したことや少年法に守られた形の裁判に納得がいかず、警察に少年を連れてきてテレビカメラに映すことを要求した。前代未聞の要求に警視庁の遠野麻衣子が交渉人としてあたるが・・・・。



少年法の在り方という非常にセンシティブな内容の作品。
作中男は「凶悪事件を起こした場合は例え少年でも実名等を公表し厳罰を下すべき」と主張しています。その気持ちも理解できますが、一方で法治国家である以上法に則らなければいけないという思いもありますよね。頭ではわかっていますが、もし家族が被害者となったら自分もどうするかはわかりませんし。ただそれでも作中で人質になった客のように無関係の人が巻き込まれるというのはダメだろうとは思います。とはいってもやはり極限の精神状態となったら手段は選んでられないでしょうしねぇ(´・ω・`)
ラストはちょっと意外な結末でしたが、真実を知った男がこの後どういった行動をとったのか。その辺が超絶が気になりました。まぁ、敢えてそこは書かないことで読者にいろいろ問題提起なりをしたのかもしれませんけど、ぜひとも続きが読みたいですお(^ω^;)